暖簾の風格
暖簾でしかできないことは、老舗であるという誇りを全面的に表に出すことです。
老舗の店先の暖簾の場合は、老舗だから古いままということではないのです。
暖簾が古くなって傷んでしまったら昔から受け継がれているデザインや色で新しいものを作ればよいのです。
暖簾を店頭に下げている店は常連さんが入りやすいかもしれないですが、わざわざそれをくぐって店内に入るのもなかなか勇気がいるものではありますが、そういった点でも老舗の風格が表れているのではないかと私は思います。
暖簾をよく見かけるのは呉服屋さん。
暖簾と言ってすぐに思い出すのも呉服屋さんです。
よく火事になったら暖簾を持って逃げると言いますが、それも老舗の誇り、老舗の証だということを誰よりもお店の人が痛感しているからなのだと思います。
暖簾は、お風呂屋さんにもありますがあのお風呂屋さんでの役割は、中が丸見えにならないような役割もあるのだと思います。
風格、誇りだけではなくのれんの実用的な使い方として日除けでしたり目隠しの役割もちゃんと果たしているのだそうです。
私達一般家庭にも暖簾はありますが実用的と言うよりはインテリアの一環として利用しているわけですがやはりそこは日本人。
暖簾のある家が落ち着くのではないかと思います。